
「NFTの売買に興味はあるけど、一体何から手をつけたらいいのかわからない!」
このように考えている人は多いのではないでしょうか?
NFTを買ったら数カ月後には10倍になった!
作品を作って売ったら10万円の価値がついた!
このように、ネット上では数々の羨ましい話を目にするものの、身の回りでNFTについて相談できる人にはなかなか出会えないですよね。
そんな今だからこそ、先行者利益を得られるチャンスです!
NFTがメジャーになる前に、ぜひNFT売買を始めてみましょう。
今回は、NFTの買い方や売り方の手順、そして負けないための買い方と売り方のコツを紹介します。
初めてのNFTの売買で失敗したくない人はぜひ読んでみてください。
この記事のとおりに進めると、失敗する確率が減り、大金を手にできる可能性が圧倒的に高まります。
売買のコツだけ知りたい方はこちらから
NFTの負けにくい買い方のコツ
NFTを高値で売り抜ける売り方のコツ
NFTを売買するための準備
NFTを売買するためには、以下のような事前準備が必要ですが、全て簡単に即日完了できます。モチベーションが落ちないうちに、下記の手順でさくっと登録してしまいましょう。
- 暗号資産取引所の口座を開設する
- 暗号資産を購入する
- NFTマーケットプレイスに登録する
- ウォレットを作成する
- ウォレットに暗号資産を送金する
- MetaMask と OpenSea
を連携する暗号資産取引所の口座を開設する
まずは暗号資産取引所の口座を開設します。
口座開設には、メールアドレスや本人確認書類が必要です。マイナンバーカードや運転免許証、健康保険証、パスポートなどを準備しましょう。
取引量の多い日本の暗号資産取引所は、順に以下のとおりです。
NFTはイーサリアムブロックチェーンでの取り扱いが最も多いため、豊富な種類からNFTを選びたい場合はイーサリアム一択です。上記3つの取引所であれば全てイーサリアムを取り扱っているため、どこを選んでも問題ありません。
暗号資産を購入する
例えば、Coincheck の場合「銀行振込」「コンビニからの入金」「クイック入金」の3種類があり、「日本円を入金」から日本円を入金できます。
暗号資産取引所に入金したら、NFTを取り扱っている暗号資産を購入します。NFTはほとんどがイーサリアムで取引されているため、初心者はイーサリアムを購入するとよいでしょう。
「買いたいレート」「買いたい数量・金額」を入力した後、買いボタンを押せば、暗号資産の買い注文が完了します。
NFTマーケットプレイスに登録する
NFTを売買するためには、NFTマーケットプレイスへのアカウント登録が必要です。
NFTマーケットプレイスによって購入できるNFTは異なります。どんなNFTを売買したいのか、自分のニーズに合ったNFTマーケットプレイスを見つけましょう。
代表的なNFTマーケットプレイスは以下のとおりです。
- OpenSea
- Coincheck NFT(β版)
- Magic Eden
なお、リビール済みのNFTはほとんどがOpenSea
で売買されています。海外サイトですが、日本人の利用者も多いため、初心者におすすめです。今回は OpenSea を例に解説します。
ウォレットを作成する
ウォレットとは、暗号資産やNFTを保管できるネット上の財布のようなものです。イーサリアムなどの暗号資産を、英数字で構成されたアドレスを使ってデジタルデータとして保管し、データを送受信することで通貨を利用します。
暗号資産は取引所でも保管してもらえますが、安全性を考慮するとウォレットで保管したほうがよいでしょう。
NFTを売買するために最も普及しているイーサリアム系ウォレットアプリは「MetaMask」です。今回は MetaMask の手順を解説します。
以下の手順で簡単に作成できます。
- Chromeブラウザーをインストールする (※持っていない人)
- MetaMask公式サイトからアプリをダウンロードするをクリック
- Chromeのwebストアから「Chromeに追加」をクリックする
MetaMask の初期状態でイーサリアムのNFTが管理できるようになっているため、すぐに利用できます。
ウォレットに暗号資産を送金する
暗号資産取引所の送金先としてウォレットを追加し、MetaMask のアドレスを入力して購入した暗号資産(イーサリアム)を送金します。
NFTを販売する場合は初期費用が必要で、内訳は以下のとおりです。
- ウォレットへの送金手数料:3,000円~5,000円程度
- 出品時のガス代:10,000円~15,000円程度
- 購入された時のガス代:2,000円~3,000円程度
- 成約時に必要な手数料:販売金額の2.5%
ウォレットには、NFT売買に必要となる暗号資産の量を十分に用意しておきましょう。
ネットワークはイーサリアムメインネットを選択します。ネットワークを間違えると送金した暗号資産が戻ってこないことがあるため、間違いのないよう注意しましょう。
MetaMaskとOpenSeaを連携する
GoogleChrome から OpenSea へアクセスします。プロフィールアイコンをクリックし、ウォレットリストから MetaMask
を選びましょう。
OpenSea と接続する際に、署名が要求されます。
署名とは、印鑑やサインのようなもので、ネット上の「契約」を意味するものです。
メッセージの内容を確認して署名しましょう。
「Profile Setting」の中から「UsernameとEmail」「Adress」を入力し、「Save」を選択します。
指定したアドレスにメール内の「VERIFY MY EMAIL」をクリックすると、メール認証され、MetaMask と OpenSea
の連携が完了します。
NFTの買い方
NFTの買い方の手順を紹介します。
OpenSeaで作品を探す
OpenSea
を開き「探索」を押してNFTを検索すると、一覧が表示されます。「フィルター」から価格などでフィルタリングしたり「検索バー」からオークション別、種類別などで検索したりできます。
「出品中」と書かれていれば購入可能なので、気に入ったNFTを選んでカートに追加します。
NFTを暗号資産で購入する
ウォレットの暗号資産が不足していないかチェックしてから、「購入ボタン」を押します。
NFTを MetaMask に出庫する
購入したNFTは OpenSea では保管できません。購入後は OpenSea で出庫先を MetaMask に設定して、出庫しましょう。
出庫の際には出庫手数料がかかり、変動性で0.01ETH〜0.02
ETHが必要になります。
NFTの負けにくい買い方のコツ
NFTは「偽物」が売り出され、何度か問題になっています。
Twitterでも偽NFTに関する注意喚起が頻繁にツイートされているようです。
⚠️注意喚起⚠️
CNPToysの偽物コレクションがでてきております!CNP ToysはLINE NFTコレクションですので、Openseaで買えることはありません!!
購入しないようお気をつけください。 pic.twitter.com/eYOsj9yWnD— kim.💎🎨CNP Toys Founder/Artist (@crrt_kim) December 26, 2022
なんじゃーこりゃー💦
現在OpenSeaで『Kagura Yosakoi Girl』の偽物NFTが販売されています😂💦
絶対に買わないでください!!
コンセプトをそのままパクって記載されているのも許せませんね😡Check out this collection on OpenSea https://t.co/4XBnRxklT5 @openseaより
— Kaguちゃん🦋-Yosakoi Girl-【NFT】🇯🇵 (@KaguraNft) December 30, 2022
LLACの偽物がめちゃくちゃある🥶
報告しまくってるけど
消えないし消えても新しいのが出てくる😭「open sea」で検索して買うのは🆖です
LLACに限らずNFTを買う時は、
DiscordやTwitter等から
公式リンク一覧を見つけてそこから買いましょう💪余裕がある人は報告しましょー‼️ pic.twitter.com/nGizAzVfo1
— やた@全資産仮想通貨NFTブロガー (@yatagawa0422) December 30, 2022
このような偽物を正しく見極め、なおかつ利益が期待できる買い方をしたいものです。ここでは、NFTの負けにくい買い方のコツを紹介します。
NFTの情報を確認する
公開されているNFTの情報を、公式サイトやTwitter、Discordなどで確認しましょう。
- 運営メンバーがどんなメンバーなのか
- サイト情報が充実しているか
- ロードマップ(※)に将来性があるか
- Twitterのリンクの数やフォロワー数は多いか
- メニューは多いか
これらの指標が、価値の上がる可能性が高いNFTを選ぶ判断材料になります。しっかりと運営されていて、フォロワー数が多い企業やグループであれば、NFTも値上がりする可能性が高いといえるでしょう。
※ロードマップとは、NFT作成者が「目的」「期限」「目標」「課題」「販路」などをわかりやすく明文化し公表したものです
Twitterの盛り上がり度を確認する
NFTは、Twitter で話題になることが多くあります。Twitter
で盛り上がっていれば、後に価格が上がる可能性が期待できる、将来有望なNFTだといえるでしょう。
「#NFT」「#NFTs」「#NFTJapan」「#NFTartist」などのハッシュタグをつけて検索すれば、Twitterで盛り上がっているNFTを見つけられます。ツイートの内容をチェックし、インプレッション、リツイート、リプやいいねの数が多ければ、盛り上がっているNFTだといえるでしょう。
ただし「Giveaway」と呼ばれるプレゼント企画が多いツイートの場合は、意図的にツイートを目立たせ、盛り上がっているように演出しているだけなので、リアクションの数値は信用できません。
実際は盛り上がっていないケースが多いため、自然に盛り上がっているNFTとの違いを見極め、だまされないようにしましょう。
Discord の参加数とスタンプの数を確認する
Discord のアカウントのある作品であれば、コミュニティが盛り上がっているかどうかを見ておくとよいでしょう。
NFTの Discord のコミュニティの参加人数やスタンプの数などで、盛り上がっているかどうかを判断できます。Discord のスタンプの数が、参加総数に対して半分以上ついていれば、盛り上がっているNFTといえます。
リビール前のものを買う
リビール前のNFTを購入すると負ける可能性が低くなります。
リビールとは、隠されていたNFTのイラストが公開されることです。
リビール前には、会社のロゴなどが表示されており、購入者には購入したNFTがどんな絵柄なのかわからない状態です。このようなNFTは、運営者が指定した日にちに、初めてイラストの内容が明らかにされます。
ガチャのような運要素もありますが、リビール前のNFTを買えば、爆益を狙える可能性は十分にあるでしょう。
ホワイトリストの数が多い場合は見送る
Discord、Twitter、公式サイトなどで、ホワイトリスト(アローリスト)の数をチェックしましょう。
ホワイトリストとは、SNSのフォローなどを条件にNFTを通常よりも安く購入する権利を得た人のリストのことです。
そのため、ホワイトリストに登録している人は、確実に利益を得るために早期転売する可能性が高くなります。
ホワイトリストの数がNFTの発行数に対して半分以上を占めているNFTは、売り圧が強くなります。一般販売直後に値下がりするケースが大半なので、購入は見送った方がよいでしょう。
今回紹介した「NFTの負けにくい買い方のコツ」全てを満たしたNFTを購入すれば、負けるリスクをとことん減らせます。しかし買いたいという気持ちが先行して、焦って一部だけを満たしているNFTを購入してしまうと負けるリスクが高まります。
買い方のコツをしっかりと実践してNFTを購入すると、数カ月後には数十倍に化けるNFTに出会えるかもしれません。しっかりと情報を見極め、負けにくいNFTを選びましょう。
NFTの売り方
NFTを売るには、自分でコンテンツを作成して売るか、購入したNFTを二次販売するかです。ここではコンテンツを作成する手順から紹介します。
NFTコンテンツを作成する
デジタルアート作品を作る場合は、完全なオリジナル作品を制作し、著作権に抵触しないよう気をつけましょう。
通常のデジタルアートの作成と同様、以下のような方法で制作できます。
- Illustrator や Photoshop などのペイントツールで制作する
- 描いた作品をデジタル化してアップロードする
- 次のようなアプリを使用して作る
【アプリ一例】
ドット絵:「8bit painter」「Dottable」「Pixelable」
イラストアート:「lbis Paint X」「illustrator」
自分で作成できない場合は「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」などの、クラウドソーシングサービスを利用して外注することもできます。
OpenSea に出品する
OpenSea にアップロードすると、デジタルアート作品をNFT化(※ミント)できます。
※ミントとはNFTを新規作成・発行すること
出品手順は以下のとおりです。
- OpenSea
にトップページの「Create」を選択する - デジタルコンテンツをアップロードする
- NFTのタイトル、制作者名、販売期間、コンテンツの説明などの情報を入力する
情報や条件を詳細に記載したほうが、買い手に興味を持ってもらいやすく、売買が成立しやすくなります。NFTの情報はできるだけしっかりと埋めておきましょう。
販売方法は以下のようなさまざまな形態があり、出品時に出品者側で設定します。
固定販売……固定価格で販売する
オークション……売り手が商品の情報を公開し最高値をつけた人が落札する
ダッチオークション……売り手が決めた最高値から順に値を下げていくオークション
プライベートセール……相手を指定して販売する
NFTを高値で売り抜ける売り方のコツ
何十倍もの値段で取引されるなど、投資的な魅力のあるNFTですが、他の投資と同じように、暴落する可能性もあります。
なるべくリスクを取らずに、上手く高値で売るにはどうしたらよいのでしょうか?ここでは高値で売り抜けるコツを紹介します。
セットプライスにする
アーティストとして無名の状態であれば、セットプライス(購入しやすい決まった価格)にしたほうが高値で売れる可能性が高まります。
セットプライスとは、自分であらかじめ値段を設定し、購入者が現れるのを待つスタイルです。
セットプライス形式で売る場合は、後で最初に設定した価格より値上げすることはできないため、始めは少し高めに設定しておくとよいでしょう。
リビール直前で売り抜ける
リビール直前での売り抜けは、NFTを高く売るのに最適のタイミングです。
リビール(NFTの絵柄の公開)は以下のタイミングで行われます。
- 発行者が購入者にNFTをトランスファーした時
- 特定のイベントをクリアした時
- 運営が設定した日時
中でも「運営が設定した日時」でリビールされる直前で売ると、どんな絵柄がでてくるかわからないガチャのような宝くじ感覚で取引されるため、一番盛り上がりやすく価格が高騰しやすくなります。
SNSを利用する
SNSで情報を発信し、フォロワーを集めてから売ると高く売れる可能性が高まります。
例えば、NFTのPRのために無料でNFTアートをプレゼントしたり、一般販売前に優先して購入できる権利(ホワイトリスト)をつけたりして、代わりにフォローやリツイートをお願いしてフォロワーを集めます。
NFTの購入に興味のある人を集めれば、あなたのファンが増え、高値で買ってもらえる可能性が高まります。
まとめ
今回は、NFTの買い方と売り方、そして、買い方のコツと売り方のコツを紹介しました。手順どおりに売買すれば、取引自体は成立します。しかし、このページをここまで見た方は、ただ買うだけ、売るだけ、が目的ではないですよね。
NFTを買うからには、なるべくリスクなく利益を得たい!
このような方へ、今回の売買のコツをまとめましたので、ぜひ活用してください。
買い方のコツ
NFTのサイト情報を確認する
Twitterの盛り上がり度を確認する
Discordの参加数とスタンプの数を確認する
リビール前のものを買う
ホワイトリストの数が多い場合は見送る
売り方のコツ
セットプライスにする
リビール直前で売り抜ける
SNSを利用する
NFTに価値を持たせるためには、闇雲に売買してはいけません。将来的に価値が上がるNFTを手にする可能性を高めるためにも、しっかりと情報収集し、負けにくい方法で勝負しましょう。
周りの人がNFTのことをあまり知らない今がチャンスです。